【鳥取県 R6.10】電子納品の成果品を作成する流れを知りたい
【電子納品支援システム・写管屋】鳥取県 令和6年10月の電子納品手順についてポイントを解説します。
基準案が適用される時期について
令和6年10月1日以降調達公告を行う工事から適用
よくあるトラブル・エラーについて
鳥取県では簡易版で電子納品の成果品を作成します
1. 工事選択(準備)
使用するソフト:デキスパート基本部・電子納品支援システム
ここでのポイント!
①デキスパート基本部にて、使用する工事を選択
②電子納品支援システムを起動
③使用する事業は「簡易形式」を選択
④適用基準「鳥取県 令和6年10月」を選択
「鳥取県 令和6年10月」の基準がない場合は、デキスパート基本部で自動アップデートを行ってください。
⑤使用するフォルダを選択
使用するフォルダが不明確な場合、すべてのフォルダにチェックを付けてください。
不要なフォルダがあっても、問題ありません。
2. 工事管理ファイルの登録
使用するソフト:電子納品支援システム
ここでのポイント!
①工事情報シートのファイル名を「工事概要書.xlsx」に変更する
工事情報シートは鳥取県ウェブサイト「 電子納品・情報共有運用ガイドライン 」ページからダウンロードが可能です。
②エクスプローラから工事管理ファイルを取り込む
③書類種類は「工事概要ファイル」を選択
3. 完成図面の取り込み
使用するソフト:電子納品支援システム
ここでのポイント!
①図面は「SFC形式」で提出
②「図面」フォルダを右クリックし、新規フォルダを種別ごとに作成する
③エクスプローラから図面を取り込む
④ファイル名の連番を付ける順番にファイルを並び替える
データ出力をするとファイルの並び順に「01_○○○」「02_○○○」とファイル名に連番が振られます。
4. その他の書類の登録
使用するソフト:電子納品支援システム
ここでのポイント!
①サブフォルダの作成
ツリーのフォルダを右クリックし、新規フォルダを作成します。
書類を分類するためのフォルダ名を入力します。
②出来形管理書類、施工計画書などの取り込み
③ファイル名の連番を付ける順番にファイルを並び替える
データ出力をするとファイルの並び順に「01_○○○」「02_○○○」とファイル名に連番が振られます。
サブフォルダの作成について
以下に示すフォルダ直下には、ファイルを分類整理するためのサブフォルダを必ず作成する必要があります。
「指示」「協議」「承諾」「提出」「報告」「段階確認」「品質管理」「出来形管理」「工程管理」「図面」「工事写真」「その他」
フォルダは3階層までと定められています。4階層以降のフォルダを作成しないように注意してください。
詳しくは、鳥取県電子納品・情報共有運用ガイドライン令和6年10月一部改訂 P.14「3.1.電子納品の対象範囲」をご参照ください。
5. 写真データの作成
使用するソフト:写管屋
ここでのポイント!
①写管屋を起動
②適用基準「鳥取県(簡易版)令和6年10月」を選択
「鳥取県(簡易版)令和6年10月」の基準がない場合は、デキスパート基本部で自動アップデートを行ってください。
③写真分類は「手入力で作成する」を選択
④ツリーを作成
「大分類」と「区分」の2階層のみを使用します。
「大分類」には工種を入力します。
⑤任意フォルダから写真を取り込む
6. 電子成果品の出力
使用するソフト:電子納品支援システム
使用するメディアの状態について
CD-RやDVD-Rなどのメディアに直接書き込みする際は、フォーマット(初期化)していないメディアに書き込みを行ってください。
ここでのポイント!
①[データ出力]をクリック
②メディアの選択は、事前にチェックシステムでチェックを行う場合は[ディスクイメージ]、直接メディアに保存する場合は[CD/DVD/BDメディア]を選択
③写真データの出力は、[写真データをフォルダ形式で出力する]を選択
[図面・書類と同じメディアに含める写真]にチェックし、[電子納品する写真(撮影頻度写真)]を選択します。
④写真情報保存設定の項目選択はすべて解除する
⑤出力完了
7. ラベル印刷
使用するソフト:電子納品支援システム
ここでのポイント!
①電子納品支援システムにて、[ラベル印刷]をクリック
②工事番号などの工事情報を入力
③テンプレートで「鳥取県 令和6年10月」を選択
「鳥取県 令和6年10月」のテンプレートがない場合は、デキスパート基本部で自動アップデートを行ってください。
④提出年月を入力
今回の成果品を提出する年月を入力します。
⑤ウィルス枠設定
ウィルスチェック日 | ウィルス対策ソフトで成果品をチェックした日を入力
|
ウィルス定義ファイル日付 | |
フォーマット形式
| CD-Rの場合:Joliet |
DVD-Rの場合:UDF Bridge | |
BD-Rの場合:UDF 2.6 |
⑥[印刷]をクリック
⑦メディア番号設定
1枚ですべて収まった場合は、開始メディア番号「1」、終了メディア番号「1」、総メディア枚数「1」となります。
⑧プリンタの詳細設定(プロパティ)
プリンタの主な設定例:
EPSON | 基本設定タブ 用紙種類:CD/DVDレーベル 給紙方法:CD/DVDトレイ |
Canon | 基本設定タブ 用紙の種類:プリンタブルディスク(推奨品) 給紙方法:ディスクトレイ |
ページ設定タブ 用紙サイズ:CD-Rトレイ |
⑨余白設定:詳細は下記PDFをご参照ください。
→ラベル印刷設定【P22】(labelsetting_guide.pdf)
⑩印刷、確認
※本FAQは、掲載時点の最新バージョンで作成しております。現在の最新バージョンの操作方法と異なる場合がございますので、予めご了承ください。
掲載日:2025年02月18日