【SiTECH 3D】3D施工データ作成の基本操作
【SiTECH 3D(サイテック)】以下より3D施工データ作成の基本操作をご確認ください。
1. 新規現場を作成する(発注図面の取り込み)
現場を新規作成し、発注図面を取り込みます。
導入編の体験マニュアルとサンプルデータで実際に操作できます!
「Q01_サンプルデータ(Q01_sitech_sampledata.zip)」を解凍してご利用ください。以下よりダウンロードしてください。
2. 座標データを登録する
[座標一覧]機能を使用し座標一覧表から、[手動]機能を使用し線形から座標を取り込みます。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q02_座標データ登録作業(Q02_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
3. 平面線形を入力する(IP法)
線形条件を設定し、[平面プレビュー(手動抽出)]を使用して平面図から線形主要点を取得します。
計算実行後、[線形確認]で平面図に重ねて線形を確認し、[平面照査]を行います。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q03_平面線形入力作業(Q03_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
4. 縦断線形を入力する
[半自動抽出]機能を使用し、縦断図から情報を取得します。
図面によって情報が解析できない場合があります。
実データ作成時に(半)自動抽出が上手く行かない場合は手動で入力してください。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q04_縦断線形入力作業(Q04_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
5. 拡幅・勾配変化点を登録する
[半自動抽出]-[測点]を使用し、拡幅・勾配変化点を入力します。
■POINT
ガイド機能を使用し、拡幅・勾配変化点が分かるよう縦線を描画します。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q05_拡幅・勾配入力作業(Q05_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
6. 横断形状を入力する(横断種別、構築形状の作成)
横断データで使用する横断種別、構築形状を作成します。(完成形状・U型側溝・敷モルタル・基礎砕石・床掘(掘削))
データ入力前に作成しておくことにより、入力時に自動で種別が設定されます。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q06_横断種別、構築形状の作成作業(Q06_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
7. 横断形状を入力する(ベース図配置)
横断データを効率よく入力するために、測点と図面を[ベース図配置]機能で連携します。
■ベース図配置のメリット
横断測点を切り替えると、連動している測点の断面図に自動で切り替わります。
横断ビューの背景に横断図が配置されるため、入力した形状とのずれを目視で確認できます。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q07_ベース図配置作業(Q07_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
8. 横断形状を入力する(完成形状)
起点で完成形状を[計画追尾(プレビュー)]で取得します。
■形状指定モード
要素追尾:線を選択し横断形状を追尾するモード
任意点指定:点を選択し横断変化点を指定するモード
構成点編集:既存の形状データを編集するモード
構成点編集(自動伸縮)端部を既存の形状データに擦り付けるモード
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q08_横断形状入力(完成形状)作業(Q08_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
9. 横断形状を入力する(U型側溝・敷モルタル・基礎砕石・床掘(掘削))
起点で側溝セットを[計画追尾(プレビュー)]で取得します。
構造物を管理する際のコツ
■左右対称の構造物の場合(例:U型側溝)
構造物の中心を横断センターに設定し、片側だけ取得します。
横断種別を統一後、反対側に複写することで効率よく作成できます。
側溝作成の手順に関しては、以下の動画をご確認ください。
■左右非対称の構造物の場合(例:ブロック積やL型擁壁)
横断センターを片側で一筆書きできる位置に設定し、形状指定モードを任意点指定(左右のどちらか)で取得します。
擁壁作成の手順に関しては、以下の動画をご確認ください。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q09_横断形状入力(側溝セット)作業(Q09_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
10. 横断形状を入力する(形状複写)
次測点で[形状複写]-[他測点から複写] を使用し起点の横断形状を複写します。
縦断タブにて拡幅・勾配を入力している場合、指定した構築形状に拡幅と勾配の情報を連動することができます。
※測点ごとに計画追尾をした場合骨組みしか出来ませんが、形状複写することで3Dデータを作成できます。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q10_横断形状入力(形状複写)作業(Q10_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
11. 横断形状を編集する
[形状編集(プレビュー)]を使用して構成点の位置を修正します。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q11_形状編集作業(Q11_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
12. 横断形状を入力する(断面変化点作成)
平面図に重ねた際に位置が合っていない箇所の測点を[断面変化点作成]を使用して作成します。
平面図上で追加したいポイントをクリック
断面変化点に採用する横断形状の選択
「前測点」「前後の測点から断面補間」「次測点」から選択出来ます。
左右の端部構成点を必要に応じて移動
平面図に重ねている状態で端部のみ構成点を移動することが出来ます。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q12_横断形状入力(断面変化点作成)作業(Q12_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
13. 横断形状を入力する(W断面作成)
形状が変化する測点に[W断面作成]を使用してW断面を作成します。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q13_横断形状入力(W断面作成)作業(Q13_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
14. 3Dデータを確認する
作成した3Dデータを[横断構成点確認]を使用して確認します。
■POINT
断面補間ピッチを変更することにより、カーブ区間を滑らかに表示することができます。
本動画の流れに沿って実際に操作する場合は、「Q14_形状編集作業(Q14_sitech_sampledata.tsx)」をお使いください。
※本FAQは、掲載時点の最新バージョンで作成しております。現在の最新バージョンの操作方法と異なる場合がございますので、予めご了承ください。
更新日:2023年10月19日
掲載日:2018年04月10日