【防衛省】電子納品の成果品を作成する流れを知りたい
【電子納品支援システム・写管屋】防衛省の電子納品手順についてポイントを解説します。
基準案が適用される時期について
令和7年6月1日以降に契約を締結する工事から適用
よくあるトラブル・エラー
防衛省の電子納品は国交省(平成31年3月)のルールに準拠しますが、一部防衛省の独自ルールがあります。
電子納品支援システム・写管屋で途中までのデータの作成は可能ですが、最終的に防衛省ウェブサイト電子納品物作成支援ツール での修正が必要です。「電子納品物作成支援ツール」の詳しい使い方は、電子納品物作成支援ツール下部のマニュアルをご確認ください。
1. 工事選択~環境設定(準備)
使用するソフト:デキスパート基本部・電子納品支援システム
ここでのポイント!
①デキスパート基本部にて、使用する工事を選択
②電子納品支援システムを起動
③適用基準「国土交通省平成31年3月」を選択
「国土交通省平成31年3月」の基準がない場合は、デキスパート基本部で自動アップデートを行ってください。
④図面工種を選択
CAD図面作成時と同じ図面工種を選択してください。図面工種は後から変更できます。
⑤使用するバインダを選択
使用するバインダが不明確な場合、すべてのバインダにチェックを付けてください。
不要なバインダがあっても、問題ありません。
⑥環境設定を行う
よく使用するファイルの拡張子を設定することができます。
設定する必要がない場合は、[いいえ]ボタンで設定画面を閉じてください。
2. 工事管理情報の入力
使用するソフト:電子納品支援システム
ここでのポイント!
①「施工箇所」は[住所マスタ]から選択
今回の現場の県・市区町村を選択してください。
複数の地域にまたがる場合は、複数回に分けて選択してください。
②「工事業種」「工種・工法型式」は[CORINSマスタ]から選択
今回の工事に当てはまる内容を選択してください。
「工種・工法形式」は複数回に分けて選択することが可能です。
③「境界座標緯度経度」は「国土地理院ウェブサイト」から取り込む
「国土地理院ウェブサイト」で地図を表示し、工事の起点・終点をそれぞれ地図上でダブルクリックすると、境界座標が表示されます。
④「発注年度」「工事番号」「工事実績システム登録番号」「工事分野」「工事内容」「発注者コード・発注機関名」は手入力
発注年度 | 発注年度を西暦4桁で入力 |
工事番号 | コリンズの登録番号を入力 |
(工事名称) | 未入力の場合は入力 |
工事実績システム登録番号 | コリンズの登録番号を入力 登録がない場合は「0」を入力 |
(工事開始日・工事終了日) | 未入力の場合は入力 |
工事分野 | 施設区分を入力 |
工事内容 | 代表的な工種と数量を入力 入力例:「〇〇工100m3」 |
IC発注者コード・発注者機関名 | 発注者コードは半角数字8字「00000000」 発注者-大分類、中分類、小分類には、工事を発注した機関及び工事を実施した機関(局等/機関等/基地・駐屯地等)を入力 発注者の例 工事を発注した局等:北関東防衛局 工事を実施した機関等:陸上自衛隊 工事を実施した基地・駐屯地等:市ヶ谷駐屯地 表記内容の例 発注者-大分類:北関東防衛局 発注者-中分類:陸上自衛隊 発注者-小分類:市ヶ谷駐屯地 |
受注者名 | 未入力の場合は入力 |
⑤その他の項目は必須項目ではないので、任意で入力
3. 完成図面の取り込みと情報入力
使用するソフト:電子納品支援システム
ここでのポイント!
①図面は原則「P21形式」で提出
②エクスプローラから図面を取り込む
③すべての図面を選択して、「作成者名」「作成ソフトウェア名」「縮尺」「SXFバージョン」を一括で入力
作成者名 | 最終的な図面を作成した会社名を入力(基本は受注者の会社名) |
作成ソフトウェア名 | 「A納図」などのCADソフトの名称を入力 |
縮尺 | 図面の縮尺を入力 ※図面に縮尺が記載されている場合は、一覧から「ZUSHI」(図示)を選択してください。 |
SXFバージョン | 「3.1」を選択 ※図面の赤い✕印が消えない場合は、「2.0」に変更してください。 |
④[編集]→[図面番号一括入力]で、図面番号を連番で設定
あらかじめ連番にしたい順序にドラッグで並べ替えてください。
⑤1ファイルごと、図面ファイル名を入力
⑥「平面図」「位置図」「一般図」の場合は、基準点情報緯度経度を「国土地理院ウェブサイト」から取り込む
基準点情報緯度経度は、現場内の1点の緯度経度情報を入力します。
緯度経度の情報がない場合は、現場の中心付近の情報を入力します。
4. その他の書類の登録
使用するソフト:電子納品支援システム
ここでのポイント!
①施工計画書の取り込み
施工計画書作成支援システムで作成した施工計画書をExcel出力する方法については、以下のFAQにより詳細をご確認ください。
②出来形書類の取り込み
出来形管理システムで入力したデータを直接取り込むこともできます。以下のFAQより詳細をご確認ください。
③ i-Constructionデータの取り込み
i-Constructionデータの取り込み方法については、以下のFAQより詳細をご確認ください。
その他の書類については、発注者と協議のうえ、その他資料フォルダ(OTHRS)にサブフォルダを作成して格納してください。
5. 写真データの作成
使用するソフト:写管屋
ここでのポイント!
①写管屋を起動
②適用基準「国土交通省(平成31年3月版準拠)平成28年3月」を選択
「国土交通省(平成31年3月版準拠)平成28年3月」の基準がない場合は、デキスパート基本部で自動アップデートを行ってください。
③ツリーを作成
④任意フォルダから写真を取り込む
⑤写真タイトルを入力し、赤い✕印を消す
6. 電子成果品の出力
使用するソフト:電子納品支援システム
ここでのポイント!
①[データ出力]をクリック
②チェック項目選択は、[情報チェック]と[レイヤ名チェック]にチェックを付ける
情報チェックで「工事分野」と「発注者コード」に関するエラーが出ますが防衛省独自のルールによるものなので無視してください
③メディアの選択は、電子納品物作成支援ツールに格納するため、[ディスクイメージ]を選択
④写真データの出力は、[写真データを出力する]を選択
⑤電子成果物の出力式設定は、[全てのデータを纏めて出力する]を選択
「出力対象フォルダは、出力するフォルダを選択。
⑥検査・閲覧ソフト添付設定は、[検査閲覧ソフト添付しない]を選択
⑦打合せ簿の並び順は、[打合せ簿を時系列に並べる]にチェックを付け[発行日付]を選択
⑧写真の情報チェックでエラーがあれば、確認して修正
⑨出力完了
7. 電子納品チェックシステム(土木)でのチェック
使用するソフト:電子納品物作成支援ツール
ここでのポイント!
①防衛省ウェブサイト「電子納品物作成支援ツール」から「電子納品物作成支援ツール」をダウンロードし、インストール
②デキスパートから出力したデータを取り込む
③電子納品支援システムでは入力できない内容を入力
④電子納品支援システムでは入力できない内容を入力
⑤チェックでエラーの確認
8. ラベル印刷
使用するソフト:電子納品支援システム
ここでのポイント!
① 電子納品支援システムにて、[ラベル印刷]をクリック
②テンプレートで「国土交通省 大臣官房官庁営繕部 平成14年11月(2)」を選択
③工事情報を入力
「提出年月」を入力します
左側上段の「総括監督官」は「主任監督官」に、下段の「主任監督官」は「監督官」に変更します
操作方法:対象テキストをクリック → 右クリック →[属性変更]→[テキスト]
「工事番号」を「CORINS登録番号」に変更します
操作方法:対象テキストをクリック → 右クリック →[属性変更]→項目名の変更をする
④ウィルス枠設定
ウィルスチェック日 | ウィルス対策ソフトで成果品をチェックした日を入力
|
ウィルス定義ファイル日付 | |
フォーマット形式
| CD-Rの場合:Joliet |
DVD-Rの場合:UDF Bridge | |
BD-Rの場合:UDF 2.6 |
⑤[印刷]をクリック
⑥メディア番号設定
1枚ですべて収まった場合は、開始メディア番号「1」、終了メディア番号「1」、総メディア枚数「1」となります。
⑦プリンタの詳細設定(プロパティ)
プリンタの主な設定例
EPSON | 基本設定タブ 用紙種類:CD/DVDレーベル 給紙方法:CD/DVDトレイ |
Canon | 基本設定タブ 用紙の種類:プリンタブルディスク(推奨品) 給紙方法:ディスクトレイ |
ページ設定タブ 用紙サイズ:CD-Rトレイ |
⑧余白設定:詳細は下記PDFをご参照ください。
→ラベル印刷設定【P22】(labelsetting_guide.pdf)
⑨印刷、確認
※本FAQは、掲載時点の最新バージョンで作成しております。現在の最新バージョンの操作方法と異なる場合がございますので、予めご了承ください。
更新日:2026年06月04日
掲載日:2024年07月24日